放射性物質が付着した埃や花粉から子供を守るために
子供達がよろこんで自分からつけるような、かわいくかっこいいマスクを自分で作っちゃいましょう!
市販の白いマスクだと、子供は裏表わからなくなりがち。
でもこの作り方なら大丈夫。表地には色・柄ものの布地を、裏地には白無地を使います。
材料(仕上がり寸法:10×13センチ) ■表地:柄・色つきの布地。ダブルガーゼ推奨ですが、普通の薄い木綿でも出来ます。 12センチ×40センチ ■裏地:ダブルガーゼの白無地推奨。 12センチ×30センチ ■マスクゴム:25センチ×2本 |
1)表地と裏地の3方を1センチ折って縫います。
2)表地と裏地を十字に重ね、それぞれ端を縫っていない部分が内側になる様に折ります。
3)表地と裏地の重なった部分の両脇を縫います。
裏地(無地)の重なった部分がポケット状になってますので、花粉症の方はそこにアロマオイル等染み込ませたティッシュなど入れることもできます。
多少ななめになったりゆがんだりは、手作りの証拠!
4)マスクゴムを通してできあがり!
※画像は表地のイメージです。クリックで拡大します。
仕上げ寸法10センチ×13センチのマスクで、表地と裏地の重なっている部分は10センチ×10センチ
正方形にゴムを通す部分が付いている形です。
この正方形の一辺をAとすると、
仕上げ寸法の縦は A
仕上げ寸法の横は A+脇のゴムを通す部分1.5センチ×2
必要な布地のサイズは以下のようになります。
表地寸法は 縦:A+2センチ
横:A×3+9センチ+1センチ
裏地寸法は 縦:A+2センチ
横:仕上げ寸法×3
縦は表地も裏地も上下1センチ折って縫いますので、仕上げ寸法にプラス2センチ必要になります。
表地の9センチは、ゴムを通す部分1.5センチ×2 折って重ねますので×3で9センチ。
1センチは縦と同じ縫い代分です。
裏地は縫い代分がありません。(仕上がった時に重なった一番上が1センチ短くなります。)
例:
お子さんのサイズに合わせて、仕上がりサイズが縦7センチの場合
縦横のサイズは 縦7センチ×横(7+1.5×2)センチ。
表地寸法は 縦:A+2センチ なので、7+2=9センチ
横:A×3+9センチ+1センチ なので 7×3+9+1=31センチ
裏地寸法は 縦:A+2センチ なので、7+2=9センチ
横:A×3 なので 7×3=21センチ
マスクヒモはお子さんのサイズに合わせてください。
市販品の「かぜ・花粉ぴったりフィットマスク~インフルエンザウィルスを99.9%カット」という品を分解してみました。
ガーゼが12枚折り重ねになっています。(ちなみに上で紹介している作り方は、ダブルガーゼの6枚重ねなので、厚みとしては一緒です。)
パッケージに書いてある「超高性能エレクトレットフィルター」とはこれのことでしょう。
さすがに「超高性能エレクトレットフィルター」はなかなか入手しずらいかと思いますが、代わりに不織布を使用することは出来ます。
一般的に芯地として利用されるもので、手芸店で手に入ります。
仕上げ寸法(上記作り方の場合は10センチ×10センチ)に切って、
作り方「3)表地と裏地を重ねて両脇を縫う」時に、間に挟んで一緒に縫ってください。
ノーズフィッターがないと不満な人はこれを。
手芸店で売っている、マスク用の針金:テクノロート(W20000)です。
お近くの手芸店にない場合はネットショップをご利用ください。「マスク テクノロート」で検索すると出てくると思います。
使い捨てのマスクからノーズフィッターを取り出して使うという、リサイクル技もあり!
仕上げ寸法マイナス1センチ(上記作り方の場合だと9センチ)に切って
作り方「4)表地と裏地を重ねて両脇を縫う」時に、
片方縫ったら、裏地の下、鼻にあたる部分に入れてから、もう片方縫います。
ミシンで縫う方は、布と一緒に縫わないように気をつけて。
ずれないようにもう一箇所、ノーズフィッターの下に沿って縫います。
マスクゴムを通したらできあがり!