5/31、「上田市の教育を考える会」さんが上田市長を訪問されました。
以下はそのご報告です。
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本日、上田市の教育を考える会で集めた署名5857筆分を持参して、
母袋創一市長を訪問いたしました。
要望書の内容について市長からの回答は、
1 学校給食の安全性を確保してください。学校給食センターに放射線測定機器を設置してください。
2 子どもたちが利用するすべての公共施設の放射線量を定期的に測定し、その結果を公開してください。
3 放射線量を計測する計測器を各学校に配置してください。
4 学校教育の中で、上田市に適した自然エネルギーの学習を推進してください。
1については、
県の測定結果の情報を共有することで安全性の確認を実施している。
県の教育事務所の測定が、4月より測定器を4台追加して24検体/日で実施できるようになった。これにより、昨年より更に安全性の確認について進歩があると考えている。現段階ではこの状態を維持する考え。
今後の福島事故の状況をみながら、更に必要な場合、市としての対応は考えていく。
2,3については、
市内各所の空間線量測定は継続して行われており、HPなどでの公開を続けている。
福島事故が収束に至らない現状を考慮にいれ、状況をみながら対応していきたいと考えている。
4については、
教育委員会と連携して対応をしていきたいと考えている。
と、このような回答でした。
署名については今後も引き続き集めていくことになりました。
(期限については決定していません。)
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要望書および署名に関しては以下をご覧ください。
この署名は市在住の方以外でも可能です。ご協力よろしくお願いします。
「上田市への要望書」署名へのご協力のお願い
311東日本大震災による東京電力福島第一原発の事故は、大量の放射性物質を広範囲に放出し,いまも収束したとはとても考えられない状況が続いています。
いろいろな食べ物からも、放射性物質が検出され、いまだに放射線量が高い地域が点在しています。
県内でも汚泥・汚水・落ち葉などから、放射性物質が検出され、不安が消え去ることはありません。
特に放射能の影響を大きく受けるといわれている子ども達については、学校教育の場においても、敷地内に放射線量が高い所はないのか、学校給食の安全性は大丈夫なのかと心配する声も上がっています。
私たちは、次世代を担う子どもたちに安全で安心な環境や食生活が保障されるよう願わずにはいられません。また、これからの時代に希望が持てる学習をすることも重要な課題だと考えています。
皆さまにおかれましても、上記の趣旨をご理解の上、下記要望書の署名にご協力くださいますようよろしくお願いいたします。
署名の締め切りは未定です。また、上田市以外の方でも署名できます。
※なお、この署名は、個人情報を保護するため、署名以外の目的には使用しません。
要望書
3月11日の東日本大震災により発生した東京電力福島第一原発事故により、私たちは上田市の子どもたちの健康被害を大変心配しています。子どもたちの健やかな成長のために、上田市が早急に以下のことに取り組んでくださるよう強く要望いたします。
記
1 学校給食の安全性を確保してください。学校給食センターに放射線測定機器を設置
してください。
2 子どもたちが利用するすべての公共施設の放射線量を定期的に測定し、その結果を
公開してください。
3 放射線量を計測する計測器を各学校に配置してください。
4 学校教育の中で、上田市に適した自然エネルギーの学習を推進してください。
お問い合わせ、署名集約先:上田市の教育を考える会
〒386-1102 上田市上田原1142-7
電話0268(26)2772
e-mail:jsroren@sea.plala.or.jp 赤羽
署名用紙はこちらからダウンロードできます!